上海入り9日目

google mapで「上海 印刷公司」と入力検索すると、ぱらぱらと印刷会社がヒット。便利な時代やなあ。。とりあえず宿から一番近い印刷会社見つけ、直接飛び込んで来ました。宿から徒歩15分位。ドキドキしたが、思い切って入ってみる。会社の規模はまあまあ大きそう。本社や印刷工場等は離れた場所にあるらしい。訪問した会社は古いビルの5階。古いデザイン事務所みたいな部屋と、事務室や会議室などがあり、その他にも何部屋かある。原稿作りと印刷の窓口業務を行っておるみたい。パソコンやモニターが並んであり、オペレーターは7、8人。女性従業員が多く、研究者の様な白衣を着て作業しておるのが面白かった。皆やさしく、キチンと応対してくれる。筆談と、ウェブ翻訳(←かなり大活躍)を駆使し、意思疎通を図る。英語が少し話せる女性が居たので助かった。日記に使用していた紙が中国には無いらいしく、紙を選ぶのに時間がかかる。どうしても気に入った紙が無かったので、地元上海の書店でイメージに近い紙を使った本を買って来て次の日に会社に持っていく。しかし、その会社が持っている紙見本の中にも、その紙は無い。印刷会社の人、結構あきらめムード。こんなんじゃいかんわ〜。ふと見ると、買ってきた本の後ろに出版した会社の電話番号と住所がある。言ってみると、その出版社に電話をかけてくれて、紙の種類を聞き出してくれた。おお。言ってみるもんやね。紙が決まると、「日本ではどの位の金額で印刷できるのか?」とか「どの位の金額が希望か?」とか探りが入ってきだす。きたきた。ここから値段交渉開始。ここら辺の交渉も、宿代交渉や、みやげ物屋の交渉と変わらんなあ。。急いだら負けやね。中国では一冊単価で値段を言ってくるのが面白かった。とりあえず、もう一社別に行ってみる事に決めておったので、単価を聞いて、帰る準備を始めると、
印刷会社の人「ちょっと待って下さい」
タミオー「にやり」
印刷会社の人「もう少しディスカウントできます」
おお、やっぱり下がるなあ。でも2〜3日考えさせて下さいと会社を出る。いい会社やったなあ。。とにかく人が良い。達成感あり。

つづく。



会社の入っている建物



少し離れた場所にある本社内。会社のスローガン